
これだけあれば大丈夫!歌ってみたで必要な機材の基本のキ
2022/05/14
プロの歌手やVtuberさんのように私も素敵な歌を配信したい…!
でもレコーディングスタジオに行くのはちょっと…
と思っていませんか?
- 歌ってみたをやってみたいけど、レコーディングスタジオをハードルが高い…
- 「スマホで0円録音」からは卒業したい…
- 何から揃えればいいか分からない
自宅で録音するにも、マイクが必要なのは何となく分かるんだけど DAW?オーディオインターフェース?
専門用語が分からなくて 「自分には無理だ...」 とあきらめていませんか?
今では昔と違い専用の機材も安価になっていたり、フリーで質の良い専用ソフトウェアが使えたりと コストを掛けずにクオリティの高いカバー曲が録音できるようになっているんです!
本記事では「歌ってみた」などカバー音源を 自宅で作りたいと思ったときに「何を揃えたらいいか分からない」という方に 出来るだけ簡単に!分かりやすく! 解説をしていきたいと思います!
この記事を読めば ざっくり何が必要でそれぞれが何故必要なのか大枠が理解できます ので、投稿を考えている方は是非読んでいってくださいね。
この記事を読むと理解できること
- 自宅で録音するために必要な機材・ソフトの種類とそれぞれの役割が分かる
必要な機材・ソフト
まずはご紹介するモノを記載します!
え?そんなに揃えないといけないの? と思われたかもしれませんがご心配なく。絶対に必要なものとそうでないもの、あった方が良い理由や無かった場合の代替策についても簡単に解説をしていきますので続けてお読みください。
こちらでは簡単な解説に留めていますので、一つ一つを詳しく知りたいという方は別の記事も参考にしてください!
マイク
マイクの役割はもちろん、歌声を録音するための入力デバイスです。
レコーディングと言えば、一番に思いつくアイテムですよね。
必要なレベル:★★★★★
用意できない場合は?
マイクが用意できない場合
- スマホのマイクで録音すること
- PCに備え付きのマイクで録音する
などが代替案だと思います。簡易に録音できるカラオケアプリも流行っていますね。
しかしながら本記事ではあまりおススメしません。
スマホやPCのマイクを使用すると 素人でも違いが分かるレベル で音質が劣化してしまうからです。歌声を調整する作業も非常に困難になってしまいます。
これから継続して配信していきたいと考える歌い手さんはぜひ購入して頂きたいアイテムです。
価格帯は?
最低限の品質である前提で安いものは2000円~3000円で買うことができます。本記事をご覧いただいている読者には「SHURE/SM58」を推奨しますがこちらは大体12,000円位になります。
マイクスタンド
マイクスタンドはマイクを固定するための機材になります。詳しくは別の記事で解説しますが、大きく分けて「ストレートタイプ」「ブームタイプ」「卓上タイプ」の3種類があります。
必要なレベル:★★★
用意できない場合は?
マイクスタンドが無い場合、手でマイクを持てば録音することはできます。
ただし、マイクのボディを持つことによるガサゴソとしたノイズや角度や距離のブレで違和感が出やすく上手く録ることが難しくなります。ま
価格帯は?
大体2,000円~5,000円程で揃えることが可能でしょう。あまりに安いモノを購入してすぐ買い替える羽目になるという方も多いようですので、注意しましょう。
ヘッドフォン
レコーディング時のヘッドホンの役割は大きく二つあります。一つは 歌っている時にカラオケ音源を聞くため のものです。カラオケ音源をスピーカーで流して歌うと、スピーカーの音をマイクが拾ってしまうため良くありません。もう一つは 編集・ミックス時に合成された音を聞くため のモノです。こちらもなるべくフラットな音を聴くためにヘッドホンがあると良いでしょう。
用意できない場合は?
ヘッドホンが無い場合はお持ちのイヤホンがあればそちらで代用しても良いでしょう。その場合、音漏れなどがしないように耳を手で覆い押さえながら歌うと良いと思います。
価格帯は?
安いモノでは1,500円ほどで購入できるものもあります。前述の二つの用途に合わせて適するモノも若干違うのですが、ビギナーであれば6,000~7,000円のセミオープン型のヘッドホンがおススメです。
ポップガード
ポップガードの目的は、一つ目にレコーディング時の自分の口元とマイクの間に設置して 息がマイクに吹きかかる際の雑音、いわゆるポップノイズを軽減する ためのものです。二つ目には 口の湿気からマイクを守るため です。
必要なレベル:★★
用意できない場合は?
無い場合はそのままマイクに向かって録れば良いでしょう。「無くてもレコーディングはできる」という観点で★が少なく付きましたが、後の歌の編集のしやすさやマイクを長持ちさせるという意味では決して高価なものでは無いので揃えておいてよいと思います。
価格帯は?
安いモノでは1,000円ちょっとで購入できます。特にビギナーであればここで品質を追及する必要は無いのでこの辺りの価格帯のモノを選びましょう。
リフレクションフィルター
リフレクションフィルターとは、マイクに声を入れる際に回り音を遮断する補助器具のことです。特に自宅で録音する場合、どうしても エアコンなどの周りの雑音 や 自分の声が壁に跳ね返って聞こえる反響音 をマイクが拾ってしまいます。いわゆる 「部屋鳴り」 です。これらを軽減することでよりクリアな音を録ることができます。
「何かプロのCDと音質が違うな…」
という方、このアイテムの導入で一段階レベルが上がるかもしれません。
必要なレベル:★
用意できない場合は?
無い場合はそのまま録れば良いでしょう。別の記事で詳しく説明しますが、部屋鳴りを防ぐためにいくつか注意しながら録るようにしましょう。
- なるべく壁から離れて録音する(ただしど真ん中はNG)
- 音を吸収する家具やモノがなるべく多い場所で録る(お風呂やカラオケBOXなどはNG)
価格帯は?
安いモノでは3,000円ほどで購入できます。ビギナーであればまずはこの辺りの価格帯のモノを選んでみて試してみるのが良いのではないでしょうか。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは マイクとパソコンをつなぐ役割 を担っています。マイクの音をきれいにパソコンに取り込むために必要な機材で、基本的に必要なデバイスです。
用意できない場合は?
PC本体のマイクやUSBで挿せるマイクがあればそれでも可能です。また、当然スマホでの録音であれば不要です。しかしながらマイクの際にも解説したように、そのような簡易な録音では ぱっと聞いても違いが分かる くらい違ってきてしまうので是非揃えたいアイテムです。
価格帯は?
一番安いもので5,000円ちょっとで購入することができます。推奨は20,000円から30,000円で本記事では一番大きな買い物になってくるかと思います。
DAW
最後のアイテムはDAWです。
DAWとは Digital Audio Workstationの略で、パソコンで作曲・編曲などの音楽制作を実現するソフトウェアの名称です。カラオケ音源や録音した 歌声を編集 したり、 ミックス を行うソフトウェアです。特にカラオケ音源を流しながら歌ったり、上手く歌えたかどうか確認したり、間違えたところを切り貼りするのにも便利です。
必要なレベル:★★★★★
用意できない場合は?
パソコンの録音ソフトを使って声だけを録音し、後はプロに合成や編集をお願いすれば出来ないこともありません。
- 歌と自分の声を合わせて聞くことができる
- 間違ったところだけを直したり切り取ったりできる
など上手く歌を録る上でとても便利です。 何よりソフトがオーディオインターフェースに付属されていたり、フリーのDAWもたくさん出ていることからダウンロードしてしまった方が絶対良いです。
価格帯は?
最初はフリーのモノをダウンロードすれば良いでしょう。他の記事でしっかりと解説しますが
- cakewalk
- Studio One Free
- GarageBand(Mac専用)
このあたりをダウンロードしておけば間違いありません。フリーですので機能制限がある場合がほとんどですが、カラオケ音源に合わせてボーカルを録音する程度であれば十分使えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
歌ってみたに必要な機材が理解できたでしょうか?では具体的に何を買えばいいの?という方は予算3万円!歌ってみたの機材&ソフトの王道の揃え方!を知りたい人は別の記事も是非読んでください!