
予算3万円!歌ってみたの機材&ソフトの王道の揃え方!
2022/05/27
- 自分も歌ってみたで歌を配信したい
- できるだけ安く、でもそれなりのクオリティにしたい
- 実際に何をどうやって買っていけばいいの?
そんな風に考えていませんか?
様々なサイトでおススメの機材やソフトが紹介されているけど 細かいことは分からないからとにかくコレ!というのを教えてほしい
と思ってはいませんか?
本記事ではこれから「歌ってみた」などの歌を配信したいという読者のために あえて一つ選ぶならコレ! という王道をできるだけシンプルに分かりやすくご紹介します。
この記事を読むと分かること
細かいことは分からないけど「とにかくこれを買えばいい」が分かる
最初に揃えるのは王道の揃えるものは?
本記事は前提として以下のような読者を想定しています
- これから継続的に音楽配信をやっていきたい
- 自宅である程度声を出してレコーディングして良い
- パソコンを持っている(Windows10以上/macOS Mojave以上)
購入した方が良い機材
まず揃える機材は以下の4つで大丈夫です!
- オーディオインターフェース
- マイク
- マイクケーブル
- マイクスタンド
それぞれがなぜ必要かについては別の記事 「これだけあれば大丈夫!歌ってみたで必要な機材の基本のキ」 を参考にしてください。
DAWは無料のものをダウンロードしましょう
配信用の歌を作成する場合、Mix師に編集を依頼するにせよ自身で編集にせよ DAW(Digital Audio Workstation)というアプリケーションがあった方が圧倒的に便利です 。フリーのDAWやオーディオインターフェースに付属されているDAWがあったりするので、無料でダウンロード/インストールしましょう。
本題:おススメする機材&ソフト
オーディオインターフェース
Steinberg(スタインバーグ)| UR22mkII (出展:Amazon)
コスパ最強のインターフェース と言えるのでこちらを買っておけばまず問題ありません。WindowsやMacにはもちろん、iOSにも対応しています。お値段は 1万6,000円程です。
イチオシの理由
- Steinbergはユーザー数がとても多いのでトラブルの際にネットで検索しやすい
- 本来有償のDAWが付属で付いてくるのでレコーディングに入りやすい
特にUR22mkIIモデルをおススメする理由は「マイクのLR入力」や「ループバック機能」が可能になる点です。
読者にはVtuberさんやYouTubeでライブ配信を考えている方が多いと思いますが、ASMRのように左右に分けて音を録ったり(LR入力)、PC上で流したBGMに乗せて自分の歌や声を配信する機能(ループバック)が搭載されていますので、レコーディングに限らず何かと重宝する のでは無いでしょうか。
ちなみに少々安く求められる下位モデルにUR12やUR22モデルがありますが、こちらにはその機能が揃っていません。
もうちょっと安くならない?
「この機能は今後も絶対要らない!」という方はUR12やUR22を検討してみてください。
マイク
SHURE(シュアー)| SM58 (出展:Amazon)
超定番中の超定番SHUREのSM58、通称"ゴッパー"です。音質、使いやすさ、耐久性も値段以上の一押し品です。「歌ってみた」をこれからも続けていく場合は使ってみましょう。お値段は 1万円から1万2,000円程です。
イチオシの理由
- 録音用のマイクには大きくダイナミックマイク とコンデンサーマイク があります
- この二つの違いについてネット上にたくさん記事が出ているのでここでは簡単にだけ押さえておきます
ダイナミックマイク:比較的低価格、比較的音質が良くない、収音範囲が狭い、丈夫
コンデンサーマイク:比較的高価格、比較的音質が良い、収音範囲が広い、デリケート
おススメするSM58は「ダイナミックマイク」です。様々な記事によってはコンデンサーマイクの方が音質が良く、レコーディングに向いていると書かれていますが、本記事ではダイナミックマイクをおススメします。本記事では プロとまでは行かなくともそこそこのクオリティの歌の配信がしたいという方に限定しているからです!
コンデンサーマイクは高品質が故に収音範囲が広くノイズも良く拾います。かなり部屋の環境を拘ったり、リフレクションフィルタで防音したりなどと色々と工夫しなければかえって質を落とすこともあります。
もう少し安くならない?
Behringer / Ultravoice XM8500 (出展:Amazon)
こちらは 価格が2,000円から3,000円 と格安な上に、SM58と似た作りになっており安定した録音が行えます。もう少し安くマイクを用意したいという方はまずはこちらから購入されても良いです。
マイクケーブル
CANARE ( カナレ ) | EC03 (出展:Amazon)
マイクケーブルによっての音質劣化はあるにはあるのですが、この辺りを購入しておけば特に気になるようなレベルではありません。この2-3mのモノを購入すれば良いと思いますが、お部屋の環境を確認して長さを間違えないようにしましょう お値段は2,000円弱です 。
マイクスタンド
CLASSIC PRO(クラシックプロ)|MSB/BLACK (出展:Amazon)
マイクスタンドの種類に関しては 「これだけあれば大丈夫!歌ってみたで必要な機材の基本のキ」 でも解説している通り3種類ありますが、こちらは途中で胴体が折れる「ブームタイプ」です。マイクの角度なども自由に調整できるのでこちらを買っておくと何かと便利でしょう。お値段は 2,000円程です。
DAW(オーディオインターフェース)
DAWは初めはぜひ0円で揃えたいところです。こちらはどうしても読者のタイプに合わせて選択をしてください。
Steinberg | Cubase AI
こちらはSteinberg社のURシリーズのオーディオインターフェースの購入すると無料で付属されるオーディオインターフェースになります。カラオケと歌声をミックスしたり音楽形式にファイルをエクスポートするなど、レコーディングに必要な基本的な機能は持っています 。また別の記事で解説しますが「イコライザ」や「コンプレッサ」などといった 歌声を良い感じに加工する 基本的な機能も搭載されていて、初級者であれば十分使えるDAWです。
長所
◦ 圧倒的なシェア率なので問題が起きてもすぐに解決策が検索できる
◦ 初期、アップグレード時ともに機能が多い
短所
◦ 有償版へアップグレードを考えた際は他のモノとくらべて若干高い
◦ 機能が多い分、使いこなすのに若干時間がかかる
Apple | GarageBand
こちらは Apple製のPCやタブレット・スマホを持っている人限定です 。MacBookやiPhoneに標準でインストールされています。お持ちのiPhoneにもおそらく入っているので一度見てみてください。
向いている人:
・iPhoneやMacなどのAppleユーザー
正直どちらを選んでも大丈夫です。音量を合わせる、歌声を調整するといった基本的な機能はどちらにもあるからです。これから本格的に触っていきたいと考える時にMacを中心に使っていくか、Windowsを中心に使っていくかで決めてしまっても良いかもしれません。
これで総額3万円くらいになります
これで総額3万円くらいです。本記事では「色々と紹介されても迷ってしまう!」という方に向けて敢えて限定して機材やソフトをご紹介しました。もう少し色んな商品から網羅的に検討したい!という方はぜひ別の記事を参考にしてもらえたらと思います!